🌿6月4日は虫歯予防デー|実は「虫歯」と「呼吸器疾患」にも関係が?
こんにちは。
調布仙川駅前きむら呼吸器内科クリニックです。
初夏のさわやかな風が心地よく感じられる季節となりました🍃
日中は汗ばむ陽気の日も増え、季節の移ろいを感じる頃ですが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。
これから梅雨に向けて、気温や湿度の変化が大きくなってまいります。
当院では、季節の変わり目に多くみられる咳や気道の不調、アレルギー症状などにも丁寧に対応しております。
少しでも気になる症状がございましたら、どうぞお気軽にご相談ください。
さて、、、
6月4日は「虫歯予防デー」です。
「む(6)し(4)」の語呂合わせから、口腔内の健康について考えるきっかけとして全国で啓発活動が行われています。
ところで、虫歯や歯周病といった“お口の病気”が、呼吸器疾患と深く関係していることをご存じですか?
🦷 虫歯・歯周病と呼吸器疾患の意外な関係
■ 誤嚥性肺炎のリスク
高齢者や嚥下機能が低下している方では、口の中の細菌が唾液や食物とともに気管へ入り込み、誤嚥性肺炎を引き起こすことがあります。
とくに歯周病の原因菌は、肺炎の原因菌としても知られており、口腔ケアは肺炎予防に直結しています。
■ COPD(慢性閉塞性肺疾患)との関連
近年の研究では、歯周病がCOPDの悪化と関係していることも示されています。
慢性的な炎症が全身に波及し、肺の機能低下に影響を与える可能性があるため、口の中を清潔に保つことが呼吸機能を守るカギにもなります。
■ 小児でも注意が必要
子どもの虫歯が進行すると、膿が副鼻腔に広がり、副鼻腔炎や気道感染症の原因となることも。
また、虫歯が多いと歯並びや呼吸の仕方にも影響が出ることがあります。
✅ 呼吸器の健康を守るためにできること
- 定期的な歯科健診(半年に1回を目安に)
- 食後や就寝前の丁寧な歯磨き
- 入れ歯や舌の清掃も忘れずに
- 禁煙(歯周病・COPD予防に非常に有効)
- 十分な水分とバランスの取れた食事
🏥 当院では、呼吸器だけでなく全身の健康を大切にしています
当院では、呼吸器専門医・総合内科専門医・アレルギー専門医が在籍しており、肺や気道に関するお悩みを丁寧にお聞きしています。
「最近むせやすい」「咳が長引く」「口の中が乾燥している」など、ちょっとした症状でもお気軽にご相談ください。
🩺ご予約・お問い合わせはこちら🫁
- 調布市仙川駅前きむら呼吸器内科クリニック
- ( 内科・呼吸器内科・アレルギー)
- 電話番号:03-3326-1159
-
〒182-0002
東京都調布市仙川町 1-18-3 1階仙川駅徒歩1分
🦷----------参考文献----------🦷
・日本歯科医師会
https://www.jda.or.jp/enlightenment/poster/
・呼吸器学会
成人肺炎ガイドライン