バレンタインとカカオの話 〜咳や気管支との意外な関係!

こんにちは。調布仙川駅前きむら呼吸器内科クリニックです。
寒さが続くこの季節ですが、2月14日はバレンタインデーですね。チョコレートを贈ったり、ご自身へのご褒美として楽しまれる方も多いのではないでしょうか🍫
今回は、チョコレートの原料である「カカオ」と、咳や気管支との関係についてお話しします。

カカオとは?
カカオは、カカオの木になる果実の種子で、チョコレートの原料となるものです。
この種子を発酵・乾燥・焙煎して作られるのが、私たちがよく知るチョコレートです。
カカオには、体にさまざまな作用をもつ成分が含まれており、呼吸器にも関係する成分が含まれています。
カカオに含まれる代表的な成分のひとつが、「テオブロミン」です。
テオブロミンは、コーヒーに含まれるカフェインと同じ「メチルキサンチン類」に分類される成分で
・咳を抑える作用(鎮咳作用)
・気管支を広げる作用
・気道の過敏性を抑える作用
があることが知られています。
実際に、喘息の治療に使われる「テオフィリン」という薬も同じ系統の成分で、気管支を広げて呼吸を楽にする働きがあります。
このように、カカオは呼吸器とも関係のある興味深い食品です。
カカオには「カカオポリフェノール」という抗酸化物質も豊富に含まれています。
この成分には、、、
・炎症を抑える作用
・免疫バランスを整える作用
・血流を改善する作用
などがあり、全身の健康維持に役立つことが知られています。
喘息は、気道の慢性的な炎症が関係する病気であるため、炎症を抑えることは重要です。
カカオ含有量の多いチョコレートほど有効成分が豊富です🍫
・ミルクチョコレート
・ダークチョコレート
・高カカオチョコレート(70%以上)
などがあり、カカオ含有量の多いものほど、テオブロミンやポリフェノールが多く含まれています。適量であれば、健康にも良い影響が期待できます。
一方で、チョコレートの摂りすぎは、、
逆流性食道炎や胃腸への負担の原因となり、咳の原因になることがあります。
「風邪は治ったのに咳だけ続く」という場合、喘息や逆流性食道炎などが関係していることもあります。

冬は咳が長引きやすい季節です
この時期は、空気の乾燥、寒暖差、風邪やインフルエンザなどの感染症などの影響で、咳が長引く方が多くみられます。
咳の原因としては、気管支喘息、感染後咳嗽、逆流性食道炎などが考えられます。
咳が続く場合は、呼吸器専門医にご相談ください。咳は、適切な診断と治療により改善することが多い症状です。
当院では、呼吸器専門医が咳の原因を丁寧に診断し、それぞれの患者様に合わせた治療を行っております。
また、発熱や感染症が疑われる患者様には、個室での検査・診察を行い、安心して受診いただける体制を整えております。
気になる咳が続く場合は、お気軽にご相談ください。
皆さまが健康にバレンタインを過ごせますよう願っております❤️
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🍫----------参考文献・参考元---------🍫
・日本呼吸器学会
https://www.jrs.or.jp/citizen/disease/c/c-01.html
・株式会社明治
カカオとは。チョコレートの原料、カカオを詳しく解説
https://www.meiji.co.jp/hello-chocolate/column/101/
・イラスト:イラストac
