【不眠の日】毎月23日は“眠れない原因”を見直す日|調布市仙川町の呼吸器内科が解説 🌱
-
こんにちは🌿
-
-
新緑のまぶしい季節となりましたが、みなさまいかがお過ごしでしょうか。
日中は過ごしやすくても、夜はなんとなく寝つきが悪い…そんなお悩みを感じる方もいらっしゃるかもしれません。
5月23日は「不眠の日」。この機会に、ご自身の“眠りの質”に目を向けてみませんか?
-
-
今回は、不眠と密接な関係にある「呼吸器疾患」と、その相談先である「呼吸器内科」について、調布市仙川町の呼吸器専門医がわかりやすく解説します。
-
不眠の日とは?
「不眠の日」は、エスエス製薬が制定した記念日で、2月3日(ふ・みん)と、毎月23日が対象です。
この日は、睡眠の質や不眠の原因に意識を向ける機会として、医療機関やメディアでも啓発が行われています。
-
呼吸が原因で眠れない?
-
呼吸器内科が関わる
-
睡眠トラブル
-
<睡眠時無呼吸症候群(SAS)>
-
- ・いびきが大きく、寝ている間に何度も呼吸が止まる
- ・日中に強い眠気、集中力の低下、頭痛を感じる
-
-
セルフチェックで合計11点以上の場合は睡眠時無呼吸症候群の可能性が高いと判断されます。
-
- こんな人は要注意!!
- ・肥満体型(特に首回りが太い方)
- ・顎が小さい、下あごが後退している
- ・鼻づまり・アレルギー性鼻炎
- ・飲酒・喫煙習慣
- ・高血圧、糖尿病・心疾患の既往
睡眠時無呼吸症候群を放置するとどうなる?
睡眠の質が悪化するだけでなく、深刻な合併症に繋がる可能性があります
・高血圧、不整脈
・心筋梗塞、脳卒中
・糖尿病の悪化
・居眠り運転による交通事故
睡眠時無呼吸症候群の患者さんは、健康な人に比べて心血管疾患で亡くなるリスクが2~3倍になると言う報告も・・・
-
- 喘息・咳喘息・COPD(慢性閉塞性肺疾患)
- <喘息>
- ・副交感神経の働きが強まり、気管支が狭くなる
- ・寝具のハウスダストやダニによる刺激
- ・冷気や湿度の変化で気道が敏感になる
- ・「ヒューヒュー」、「ゼーゼー」と言う喘鳴
- ・咳、呼吸苦
- ・寝つきが悪く、睡眠の途中で起きる
<咳喘息>
-
・長引く咳(3週間以上)が続く
-
・痰はあまり出ず、乾いた咳が中心
-
・夜〜明け方に咳がひどくなるのが特徴
通常の風邪や後鼻漏と異なり、アレルギー体質や気道過敏性が関係しています
<COPD(慢性閉塞性肺疾患)>
- ・喫煙などにより気道が慢性的に狭くなり、呼吸困難が続く
- ・息切れ、痰、慢性の咳が特徴
- ・特に中高年の禁煙者経験者に多い
- ・夜間の低酸素状態により、脳が覚醒しやすい
- ・睡眠時に呼吸筋がゆるみ、換気が不十分になる
- ・痰や咳で途中覚醒が増える
-
不眠を感じたら“呼吸”からチェックを
「不眠症=睡眠薬」ではなく、原因を探ることが第一歩です。
- 当院には、以下の専門医が在籍しています
・呼吸器専門医
・総合内科専門医
・アレルギー専門医
・老年医学専門医
・喘息専門医 - 調布市・仙川町エリアで咳や喘息、睡眠中の息苦しさにお悩みの方はお気軽にご相談ください。
🩺ご予約・お問い合わせはこちら🫁
- 調布市仙川駅前きむら呼吸器内科クリニック
- ( 内科・呼吸器内科・アレルギー)
- 電話番号:03-3326-1159
-
〒182-0002
東京都調布市仙川町 1-18-3 1階仙川駅徒歩1分
🌿-----------参考文献-----------🌿
日本呼吸器学会
https://www.jrs.or.jp/citizen/faq/q15.html
https://www.jrs.or.jp/citizen/disease/c/c-01.html