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冬の入口「立冬」に気をつけたい呼吸器の不調と、早めのインフルエンザ対策💊

調布仙川駅前きむら呼吸器内科クリックです。日ごとに朝晩の冷え込みが増し、木々の葉も色づいてきました。暦の上では今日から「立冬(りっとう)」―冬の始まりです🍁

この時期は、気温と湿度が下がり、空気が乾燥しやすくなります。実はこの“乾燥”こそ、呼吸器にとって大きな負担。

喉や鼻の粘膜が弱り、咳や風邪、喘息の発作が起こりやすくなる季節です。

😷この時期に増える呼吸器のトラブル

冷たい空気や乾燥した環境では、気道が刺激を受けやすくなります。

そのため、次のような症状が増えてきます。

  • ・咳が長引く
  • ・夜や朝方に咳き込みが出る
  • ・息苦しさを感じる
  • ・風邪や気管支炎が治りにくい

特に、朝晩の冷たい空気を吸い込むことで気道が冷え、咳が強くなる方も多く見られます。

💧乾燥は気道の大敵

空気が乾くと、喉や鼻の粘膜のバリア機能が低下します。

その結果、ウイルスやアレルゲンが体内に入りやすくなり、感染症やアレルギー症状を起こしやすくなります。さらに、暖房の使用で室内の湿度が下がると、咳が悪化したり喉がヒリヒリしたりと、呼吸器の不調が続くことも。

👉 湿度40〜60%の維持とこまめな水分補給がポイントです。

🦠今年のインフルエンザ流行状況

今年(2025〜26年シーズン)のインフルエンザは、例年より早く流行が始まっています。東京都でもすでに「注意報レベル」に達しており、流行のピークが早まる可能性があります。立冬を迎えた今こそ、早めの対策が大切です。

💉予防接種のベストタイミング

インフルエンザワクチンの効果が出るまでには約2週間かかります。

そのため、11月上旬のこの時期はまさに接種のベストタイミングです💉

🫧日常生活でできる工夫

立冬を過ぎると、寒暖差や乾燥で体調を崩しやすくなります。毎日のちょっとした工夫が、呼吸器を守る鍵になります。

喉と鼻を乾燥させない工夫

・加湿器を使い、室内の湿度を40〜60%に

・こまめな水分補給で喉をうるおす

・外出後のうがいや鼻うがいを習慣に

冷たい空気を直接吸い込まない

・朝晩の外出時はマスクやマフラーで口元を保温

・就寝時の部屋を冷やしすぎない

免疫を整える生活習慣

・十分な睡眠とバランスのよい食事

・軽い運動で体温と代謝を維持

・外出後の手洗い・換気を忘れずに

こうした習慣を続けることで、感染症のリスクを大きく減らせます。

当院では、専門医が咳、喘息、アレルギー、感染症などの呼吸器疾患の診療を行っております。気になる症状がある方は、どうぞお気軽にご相談ください。

💉----------お知らせ----------💉

インフルエンザ予防接種を実施しています。

中学生以上の方を対象に

1回3,500円(税込)です。

ワクチンの在庫がなくなり次第終了となりますので、ご希望の方はお早めに

WEBまたはお電話でのご予約をお願いいたします。

🩺ご予約・お問い合わせはこちら🫁

  • 調布市仙川駅前きむら呼吸器内科クリニック
  • ( 内科・呼吸器内科・アレルギー)
  • 電話番号:03-3326-1159
  • 〒182-0002
    東京都調布市仙川町 1-18-3 1階

  • 仙川駅徒歩1分

🍁----------参考文献、参照元----------🍂

・東京都感染情報センター

https://idsc.tmiph.metro.tokyo.lg.jp/diseases/flu/flu/

・日本呼吸器学会

https://www.jrs.or.jp/citizen/disease/a/a-02.html

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