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春になると咳が出るのはなぜ?啓蟄の時期に増える呼吸器症状・アレルギー

3月に入り、少しずつ春の暖かさを感じるようになってきました。

この時期は二十四節気のひとつ

啓蟄(けいちつ) にあたります。

啓蟄とは、冬の間土の中で冬眠していた虫たちが地上に出てくる頃を意味し、自然界が春に向けて動き出す季節です。

一方で、医療の現場ではこの頃から 呼吸器症状やアレルギー症状が増える時期でもあります。

春に呼吸器症状が増える理由

春は、呼吸器に影響を与えるさまざまな要因が重なる季節です。

主な原因として

・スギ花粉、ヒノキ花粉

・黄砂

・PM2.5などの大気汚染物質

・ハウスダスト

・寒暖差による気道刺激

などが挙げられます。

特に花粉は鼻や目の症状だけではなく、気道の炎症を引き起こすことがあり、咳や喘息症状の原因になることがあります。

また春は日によって寒暖差が大きく、気温の変化が 気道過敏性を高める ことも知られています。

咳だけ続くアレルギー」に注意⚠️

春の外来でよくみられるのが

「風邪は治ったのに咳だけ続く」というケースです。

このような場合、以下の疾患が隠れていることがあります。

咳喘息

気道に慢性的な炎症が起こり、咳が主症状として続く喘息の一種です。

ゼーゼーという喘鳴がない場合も多く、見逃されることがあります。

特徴

・夜間や早朝に咳が出やすい

・会話や運動で咳が出る

・風邪をきっかけに長引く咳

アレルギー性咳嗽

花粉やハウスダストなどのアレルゲンによって咳が出る状態です。

特徴

・喉のイガイガ感

・乾いた咳

・抗アレルギー薬で改善する

喘息の悪化

花粉や黄砂などの影響で、もともとの喘息が悪化することもあります。

 

花粉症と咳の関係🌸

花粉症は「鼻の病気」と思われがちですが、実際には 上気道から下気道まで影響するアレルギー疾患です。

花粉によって

・後鼻漏(鼻水が喉に流れる)

・喉の刺激

・気道炎症

が起こると、慢性的な咳の原因になります。

そのため、咳の治療では鼻炎のコントロールも重要になります。

 

日常生活でできる予防

春のアレルギー症状を悪化させないために、次のような対策も大切です。

・外出時のマスク着用

・帰宅時に衣服の花粉を払う

・手洗い、うがい

・室内の掃除、換気

・花粉の多い日は洗濯物の室内干し

また、症状が強くなる前から 予防的に薬を開始することも有効です。

咳が続く場合は早めに受診を

春の咳は風邪だけでなく、咳喘息、アレルギー性咳嗽喘息、副鼻腔炎などが原因となることがあります。

特に

・咳が2週間以上続く

・夜や朝に咳が強い

・花粉の時期に毎年咳が出る

といった場合は、呼吸器疾患の可能性があります。

気になる症状があればご相談ください

当院では

・呼吸器専門医による診察

・胸部レントゲン

・呼吸機能検査

・アレルギー検査

などを行い、咳の原因を総合的に診断しています。

春先の咳やアレルギー症状でお困りの方は、お気軽にご相談ください。

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  • 調布市仙川駅前きむら呼吸器内科クリニック
  • ( 内科・呼吸器内科・アレルギー)
  • 電話番号:03-3326-1159
  • 〒182-0002
    東京都調布市仙川町 1-18-3 1階

  • 仙川駅徒歩1分

🌸----------参考文献・参考元----------🐛

・日本呼吸器学会

https://www.jrs.or.jp/citizen/disease/c/c-01.html

・日本アレルギー学会

https://www.jsaweb.jp/modules/citizen_movies/index.php?content_id=7

・イラスト:イラストac

 

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