熟睡の日に見直そう!呼吸器疾患と快眠の工夫💤

調布仙川駅前きむら呼吸器内科クリニックです。
秋の夜は涼しく過ごしやすい反面、空気の乾燥や気温差、花粉・ダニの影響で咳や鼻づまりが悪化しやすい時期です。

10月9日の「熟睡の日」は
睡眠の質を見直すために制定された記念日。
しかし「夜中の咳で眠れない」「鼻がつまって苦しい」「いびきや呼吸停止が心配」など、呼吸器の不調が眠りを妨げることも少なくありません。
①咳と睡眠
- 夜間は気道が冷えて刺激を受けやすい
- 副交感神経が優位になると気道が収縮し、咳が出やすい
- 後鼻漏(鼻水が喉に流れる)や逆流性食道炎も夜間咳の原因
⚠️夜中に何度も目が覚め、熟睡できず、翌日の集中力や体調に影響します。
②喘息と夜間の眠り
- 夜間・早朝に悪化しやすい「夜間喘息」
- 咳・ゼーゼー・息苦しさで目が覚める
- 睡眠不足が続くと免疫力が落ち、発作が悪化する悪循環に、、、
③睡眠時無呼吸症候群(SAS)
- 睡眠中に呼吸が止まる病気
- 特徴:大きないびき、夜中の覚醒、日中の強い眠気
- 放置すると高血圧・不整脈・心筋梗塞・脳卒中など生活習慣病リスクが増加
- ⚠️検査と治療(CPAP療法や生活習慣改善)で改善可能
④鼻づまり・アレルギーと睡眠
- アレルギー性鼻炎や花粉症で鼻呼吸ができず、口呼吸になり熟睡できない
- 鼻づまりは睡眠の質を低下させ、いびきや無呼吸を悪化させる原因にも
- ⚠️ダニ・ハウスダスト対策、花粉症治療、点鼻薬の使用などで改善可能

🛏️日常生活でできる工夫
- 💡寝室環境を整える
加湿器・空気清浄機を使い、ほこり・ダニを減らす - 💡寝具の工夫
枕を少し高くして鼻水や逆流を防ぐ - 💡生活リズムを整える
就寝・起床時間を一定にする - 💡就寝前の注意
カフェインやスマホは控える、喫煙・飲酒も症状を悪化させやすい
咳・喘息・睡眠時無呼吸症候群・鼻づまりは、熟睡を妨げる代表的な呼吸器疾患です。
日常生活の工夫と医療的対応を組み合わせることで、睡眠の質を改善することができます。
「熟睡の日」をきっかけに、ご自身やご家族の眠りを見直してみませんか?
当院では呼吸器専門医が、咳・喘息・無呼吸症候群・アレルギー性鼻炎などの診察を行っています。お気軽にご相談ください。
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当院では インフルエンザ予防接種を開始しています。
ご希望の方は WEBまたはお電話にて予約 をお願いいたします。
•対象:中学生以上
•料金:3,500円
在庫がなくなり次第終了です。
ご希望の方はお早めにご予約ください。
🩺ご予約・お問い合わせはこちら🫁
- 調布市仙川駅前きむら呼吸器内科クリニック
- ( 内科・呼吸器内科・アレルギー)
- 電話番号:03-3326-1159
-
〒182-0002
東京都調布市仙川町 1-18-3 1階 -
仙川駅徒歩1分
💤----------参考文献・参考リンク----------⭐️
呼吸器学会
・気管支喘息
https://www.jrs.or.jp/citizen/disease/c/c-01.html
・睡眠時無呼吸症候群のガイドライン
日本アレルギー学会
・アレルギー性鼻炎
https://www.jsaweb.jp/modules/citizen_qa/index.php?content_id=5
