10月22日は「ナッツの日」〜健康効果とアレルギーへの正しい理解を
こんにちは。調布仙川駅前きむら呼吸器内科クリニックです。
朝晩の冷え込みが少しずつ強まり、秋の深まりを感じる季節となりました🍂
季節の変わり目は体調を崩しやすいため、咳や鼻の症状が出やすい方はご注意ください。

さて、10月22日は「ナッツの日」ということをご存じでしょうか?
「ナッ(10)ツ(2)2(ツー)」という語呂合わせにちなんで
1996年に日本ナッツ協会が制定した記念日です。
ナッツはその香ばしい風味だけでなく、ビタミンEや良質な脂質など健康に役立つ栄養を多く含み、“食欲の秋”にもぴったりな食材として注目されています。
一方で、ナッツは食物アレルギーの原因となることもある食品のひとつです。
今回は「ナッツの日」にちなんで、
ナッツの健康効果と、気をつけたいアレルギーについてご紹介します。
🥜ナッツの健康効果
ナッツには、健康維持に役立つ栄養が多く含まれています。
- 不飽和脂肪酸:悪玉コレステロールを減らし、動脈硬化予防に
- ビタミンE:抗酸化作用で老化防止や美肌効果
- マグネシウム・食物繊維:便通改善や血糖コントロールに有効
アーモンド、くるみ、ピスタチオなど、それぞれに特徴があり、少量を日常に取り入れることで健康づくりに役立ちます。
⚠️ナッツアレルギーとは
ナッツ類(特にくるみ・カシューナッツ・ピーナッツなど)は、少量でも強いアレルギー反応(アナフィラキシー)を起こすことがある食品です。
- 食後にじんましん、唇の腫れ、咳、呼吸困難が出ることもあります。
- 加熱してもアレルゲン性は残るため、「焼けば大丈夫」とは限りません。
- お菓子やパン、グラノーラなど加工食品にもナッツが使われている場合があります。
👶子どものナッツアレルギー
- 誤飲事故も多く、特にくるみやピーナッツは注意。5歳以下は避けるよう、日本小児科学会からも言われています。
- 皮膚からの感作(ナッツ入り保湿剤など)で発症するケースもあります。

🩹ナッツアレルギーの対処と予防
- 食後に発疹・かゆみ・咳などが出たらすぐに受診を。
- 強い症状が出た場合は、エピペン®の処方が検討されます。
- 食品表示を確認し、「くるみ」「アーモンド」「カシューナッツ」などの特定原材料に注意。
🏥当院のアレルギー検査について
当院では、血液検査によるアレルギー検査を行っています。
食物アレルギー、花粉、ハウスダストなど幅広く調べることが可能です。
また、当院には日本アレルギー学会認定 アレルギー専門医が在籍しており、検査結果をもとに、症状や生活に合わせたアドバイス・治療を行っています。
アレルギーでお困りの方や、不安がある方はお気軽にご相談ください。
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当院では インフルエンザ予防接種を開始しています。
ご希望の方は WEBまたはお電話にて予約 をお願いいたします。
•対象:中学生以上
•料金:3,500円
在庫がなくなり次第終了です。
ご希望の方はお早めにご予約ください。
🩺ご予約・お問い合わせはこちら🫁
- 調布市仙川駅前きむら呼吸器内科クリニック
- ( 内科・呼吸器内科・アレルギー)
- 電話番号:03-3326-1159
-
〒182-0002
東京都調布市仙川町 1-18-3 1階 -
仙川駅徒歩1分
🥜----------参考文献・出典----------🥜
・日本アレルギー学会
https://www.jsaweb.jp/modules/citizen_qa/index.php?content_id=8
日本小児科学会
https://www.jpeds.or.jp/modules/guidelines/index.php?content_id=123
