5月17日は高血圧の日🫀呼吸器疾患とも深い関係がある高血圧とは?
こんにちは。調布仙川駅前きむら呼吸器内科クリニックです🩺
本日5月17日は「高血圧の日」。この機会に、意外と知られていない高血圧と呼吸器疾患の関係についてご紹介します。
高血圧の日とは?
5月17日は「世界高血圧デー」として、世界高血圧連盟(WHL)が2005年に制定。
日本でも日本高血圧学会と日本高血圧協会が中心となり、血圧管理の重要性を広く呼びかけています。
高血圧は自覚症状がほとんどないまま進行する「サイレントキラー」と呼ばれ、脳卒中や心臓病の原因にもなります。
高血圧と呼吸器疾患の関係とは?
1. 慢性呼吸器疾患に伴う肺高血圧
慢性閉塞性肺疾患(COPD)や間質性肺炎など、慢性的な肺の病気では酸素不足が続くことで肺の血管が狭くなり、肺高血圧症を引き起こすことがあります。
この状態が進行すると、右心不全や全身性高血圧にもつながるため注意が必要です。
2. 睡眠時無呼吸症候群(SAS)と高血圧
睡眠中に呼吸が止まるSASは、高血圧の大きな原因のひとつ。
特に夜間や早朝の血圧上昇を引き起こしやすく、適切な治療を行わないと心血管リスクが高まります。
「いびき」や「日中の眠気」以外にも「成績低下」や「朝起きれない」などの症状がある
ぜひセルフチェックをしてみてください💡
セルフチェックで合計11点以上の場合は睡眠時無呼吸症候群の可能性が高いと判断されます。
当院では自宅でご自身で簡単に検査できる
簡易検査(アプノモニター)を手配いたします。
自宅での簡易検査を行った結果を解析して当院で結果説明いたします。
状態に応じて精密な検査が必要な患者様も存在します。
その場合は近隣の医療機関へご紹介し1泊入院での精密検査をおすすめいたします。
その場合は当院より紹介させていただきます。
3. 高血圧による肺うっ血
高血圧によって心臓の機能が低下すると、肺に血液がたまりやすくなり「肺うっ血」や「肺水腫」を起こすことがあります。
息切れや咳など、呼吸器症状として現れることもあるため、見逃さずに相談を🫁
日本高血圧学会のガイドラインでは、診察室血圧だけでなく家庭血圧の測定を重視しています。
朝・夜に毎日測定し、上が135mmHg以上または下が85mmHg以上が続く場合は受診をおすすめします。
高血圧は放っておくと重大な病気につながる可能性がありますが、早期発見・早期治療でコントロールが可能です。
専門医がそろった安心の診療体制でお待ちしています🩺
当院には、以下の専門医が在籍しており、患者さん一人ひとりの症状や背景に応じた、きめ細やかな診療を行っています。
- 総合内科専門医:幅広い内科疾患に対応し、的確な初期診断と全身管理を行います
- 呼吸器内科専門医:喘息やCOPD、咳・息切れなど呼吸に関する症状を専門的に診療します
- 老年病専門医:高齢者特有の複数疾患・フレイル・認知機能にも配慮した診療を行います
高血圧や呼吸器の症状に不安がある方は、どうぞ安心してご来院ください。
調布市仙川町周辺でクリニックをお探しの方は、お気軽にご相談いただければと思います。
🩺ご予約・お問い合わせはこちら🫁
- 調布市仙川駅前きむら呼吸器内科クリニック
- ( 内科・呼吸器内科・アレルギー)
- 電話番号:03-3326-1159
-
〒182-0002
東京都調布市仙川町 1-18-3 1階仙川駅徒歩1分
-----参考文献-----
日本高血圧学会
https://www.jpnsh.jp/general_0517.html
日本呼吸器学会
https://www.jrs.or.jp/citizen/disease/